自費出版の基礎知識

<目 次>

Ⅰ.自費出版の本を販売する

1.自費出版本を販売するルートにはどんなものがあるか

①大手取次ルート
②特定分野の取次ルート
③地方のエリア限定の取次ルート
④ネット書店ルート
⑤個別書店での販売

2.販売するための本の仕様について

①サイズ
②製本
③用紙
④カバー
⑤帯
⑥しおり(スピン)
⑦売上スリップ(補充注文カード)
⑧ISBNコード
⑨JANコード

3.電子書籍について

4.自費出版を取り扱う出版社について

Ⅱ.自費出版(個人出版)のおすすめ

1.自費出版のタイプ

①企画出版
②協力出版
③販売協力
④個人出版(自費出版)

2.「ハーベストブックス」について

①「マイブックタイプ」
②「書店販売タイプ」
③「アマゾンで販売」

3.自費出版物のできるまで・・・執筆から流通まで

■まずは原稿作りから
■編集
■入稿・校正・印刷・製本
■流通

Ⅲ.よくある問合せ(FAQ)

◆制作費用はいくらかかるの?
◆ほんの少しの部数でいいんだけど?
◆自分でwordで組版しましたが?
◆制作期間は?
◆データはどんな形式で入稿すればいいの?
◆自費出版物を書店で販売したい?
◆どんなジャンルの本が得意?
◆電子ブックをつくりたい

Ⅰ.自費出版の本を販売する

自費出版(個人出版)で本を作り、それを販売するにはどうしたらいいでしょうか。

ここでは、書店またはネット書店などの流通ルートで自費出版本を販売する方法をわかりやすく説明していきます。

書籍の流通には一般的に「取次」が介在します。出版社と書店との間に入って書籍の流通を担う流通業者のことで、本の問屋さんの役割を担っています。

自費出版本の場合は、著者はこの「出版社」をどこにするかを決めなければなりません。

1.自費出版本を販売するルートにはどんなものがあるか

①大手取次ルート
  • 日本出版販売(日版)
  • トーハン
  • 楽天ブックスネットワーク

業界団体である日本出版取次協会の加盟社数は20社弱ですが、日版とトーハンで70%以上を占めているといわれています。

②特定分野の取次ルート
  • 地方小出版流通センター
  • 日教販
  • 西村書店
  • 全国官報販売協同組合
  • 東京官署普及

日本出版取次協会の加盟社のなかでも、大手以外に特定分野の出版物を扱う取次がたくさんあります。地方小出版流通センターは、大手取次が扱わない地方出版社・小出版社の書籍の流通を扱っています。

③地方のエリア限定の取次ルート
  • 教科図書販売会社

各県の教科書を取り扱う書店が取次業務を行っています。県ごとにテリトリーが分かれています。

④ネット書店ルート
  • Amazon
  • 楽天ブックス
  • セブンネットショッピング
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊国屋書店ウェブストア

とくに手続きしなくても、前述の大手取次または特定分野の取次との取引があれば、そこから書籍が供給されますが、ネット書店に掲載されるのには時間がかかります。

出版社または個人がネット書店と直接販売する方法として、例えばAmazonには「e託販売」と「マーケットプレイス」があります。商品登録を出品者側が行うので比較的早く流通ルートにのせることができます。出版社で代行して手続きをしてくれる場合もあります。

<Amazon e託販売サービス>

おもに出版社やメーカーを対象とした委託販売サービスで、e託販売サービスの登録が必要。商品の梱包、発送、決済、返品対応はAmazonが代行します。商品の掛け率(正味)は60%。その他、Amazon倉庫への商品発送料金、年会費9,000円が必要になります。ある程度のアイテム数があり、継続的に販売する業種に向いています。

<Amazon マーケットプレイス>

Amazonの商品ページをみると「出荷元」と「販売元」があります。マーケットプレイス出品の場合は「販売元」は出品者となっています。「出荷元」はAmazonが配送する場合と出品者が発送する場合とがあります。「出荷元」がAmazonの場合は、商品の在庫はAmazonの倉庫にあり、注文が入るとAmazonが配送を行うタイプです。「出荷元」が出品者の場合は、商品在庫はAmazonには無く出品者が発送します。

出品プランには大口出品と小口出品とがあり、大口出品では月額4,900円の固定費用がかかりますが、小口出品ではかかりません。小口出品では購入された商品ごとに100円の手数料と商品の種類によって8~15%の販売手数料、商品の発送料が出品者の負担となります。

⑤個別書店での販売

出版社または個人が書店と直接交渉して店頭に並べてもらう方法です。書店側が店頭に並べる価値ありと判断した場合には承諾していただけます。個別に卸の条件(定価の何掛けで書店に渡すのか;正味)、支払いの条件(納入した書籍の代金はいつどういう計算方法で支払うか)、納品・返品のやり方(例えば、書店からは電話・メールで注文し著者は書籍を宅配便で届け送料は著者もち。返品は書店から宅配便で行い送料は書店もちなど。)を決めなければなりません。

2.販売するための本の仕様について

①サイズ

一般的な本のサイズは以下の通りです。これ以外の変形サイズのものもあります。

ハードカバーの場合は、表紙が本文より大きくなりますので、本のサイズはこれより少し大きくなります。

  • A4判 297mm×210mm 図録,会社案内,記念誌,社内報,雑誌,カタログなど
  • B5判 257mm×182mm 事典,技術書,教科書など
  • 菊判  218mm×152mm 単行本,専門書,雑誌など
  • A5判 210mm×148mm 学術書,専門書,教科書など
  • 四六判 188mm×128mm 単行本,文芸書など
  • B6判 182mm×128mm 単行本,文芸書など
  • 新書判 179mm×105mm 新書本など
  • 文庫(A6)判 148mm×105mm 文庫本など
②製本

書籍や単行本には、大きく分けて2種類の製本形式があります。

本文よりひとまわり大きな硬い材質の表紙にくるまれたハードカバー(上製本)と、柔らかい紙の表紙でくるまれたソフトカバー(並製本)です。

本を制作する際、製本をどちらの方式にするかは、本の見た目や印象、価格などを決定するうえで大きなポイントとなります。

  • ソフトカバー(並製本)

ソフトカバーは、本文と同じ大きさの厚手の柔らかい紙でくるまれた書籍です。ハードカバーより安価に作ることができます。耐久性は、ハードカバーの書籍に比べて劣ります。通常は無線綴じ方式による製本となります。

  • ハードカバー(上製本)

厚手のボール紙を布や紙などで包んだ表紙が使われ、丈夫で長持ちします。また、表紙の大きさが本文用紙に比べてやや大きめになります。長期間保管する書籍や絵本等に向いています。

③用紙

用紙の選択は、本のデザインや読みやすさ、耐久性などに大きくかかわってきます。専門家の意見を聞きながら、本の内容と仕様に合わせた用紙を選択しましょう。

  • 表紙

販売される本の表紙にはカバーを付けるケースが多いので、多くは単色で印刷されます。表紙には厚めの用紙を用います。コート135kg、上質135kg、アートポスト180kg、レザック175kg、ミューズコットン厚口など。

  • 本文

モノクロ印刷の場合は、書籍用紙、上質紙が多く使われます。カラー印刷や写真をクリアーにしたい場合には、コート紙、マットコート紙が使われます。

  • 見返し

表紙と本文の間に、半分に折った紙の片側を表紙の裏に糊付けします。オモテ表紙と本文、ウラ表紙と本文の2カ所必要です。表紙と中身をつないで、見た目の良さや本の強度を増す役割があります。一般的には本文とは違う用紙を使用します。ソフトカバーには見返しは必ずしもありませんが、ハードカバーには必ず付けます。

用紙には色上質紙、ファンシー紙などがよく使われます。

  • トビラ

本文の1ページ目などに入る、タイトルや著者名のページ、または本文途中に章の区切りとして入る別紙のこと。

用紙には色上質紙、ファンシー紙などがよく使われます。

④カバー

書籍の表紙の上にかけるおおい紙のことです。

カバーは、本体の保護のためと「本の見た目」を決定します。内容に沿ってよくデザインされたカバーは人目を引きつけます。

カバーには書名、著者名、出版社名、定価、流通上で必要となるISBNコード、JANコードなどが記載されます。表面に傷がつくことを防ぐために一般的にはPP加工が施されます。これとは別に、製本方法としての「ハードカバー」は上製本、「ソフトカバー」は並製本を意味します。

用紙には、カラー印刷されることが多いので。コート紙またはマットコート紙がよく使われます。

⑤帯

販促のために、本のキャッチコピー、推薦の言葉などを記載して表紙カバーに巻きつけます。カバー同様人目を引く目的があります。

用紙には、カバーと同じ用紙か、色上質紙、ファンシー紙などがよく使われます。

⑥しおり(スピン)

本の背の上端に糊付けされ本の中に折り込まれるひも状のものです。必ずしも必要とは限りません。

⑦売上スリップ(補充注文カード)

本に挟まれている短冊状の紙のことを言います。片面が「売上カード」、もう片面が「補充注文カード」です。売上カードは売り上げを管理するため、補充注文カードは出版社や取次に注文するために使われます。今は書店もデジタルで売上管理をしていますので、だんだん必要がなくなってきています。

⑧ISBNコード

本の裏表紙に記された978で始まる13桁の数字のこと。国際標準図書番号(International Standard Book Number)といい、固有の書籍出版物を発行形態別、1書名ごとに識別するユニークなコードのこと。日本の出版界では、国際標準ISBNに、日本独自の国内基準である図書分類記号と価格コードを付加して、「日本図書コード」として標準化しています。

⑨JANコード

「日本図書コード」を2段一組のバーコードにシンボル化したものを「書籍JANコード」と言い、流通上の必要に応じて使用することができます。

3.電子書籍について

PCやスマートフォン、タブレット、電子書籍リーダーなどのデジタルデバイスで閲覧することのできる電子ファイルを総称して電子書籍と言います。

印刷料金が不要なので、書籍データは紙の本より安価に作ることができます。Amazonなど流通ルートや自己のサイトでの販売も容易です。

ファイルの形式も様々で、EPUB、AZW、KindleFormat8、.book、XMDFなどがあり、文章が主体の本には「リフロー型」(小説・学術書など)、画像が主体の本には「フィックス型」(雑誌など)と呼ばれています。閲覧デバイスによって中身のファイル形式を選択するのが大変ですが、一般的には、EPUB形式とPDF形式は多くの電子書籍ストアで採用されているようです。自費出版物を電子書籍で出版する場合には、取り扱ってくれる出版社に依頼するのが手っ取り早いかもしれません。

4.自費出版を取り扱う出版社について

自費出版を取り扱う出版社は、文芸春秋社や幻冬舎などの大手総合出版社から、自費出版専門の出版社まで実に多くの出版社が存在します。ほとんどの出版社が応じてくれるといってもいいでしょう。

しかし、その専門分野、料金やサービスも様々で、著者にとってはどの出版社を選ぶべきかは迷ってしまいます。著者の予算、販売についての希望、原稿の執筆はどうか、などによって大手出版社を選ぶか、自費出版専門の出版社を選ぶか研究してみてください。

大手出版社の場合は、多くの書籍の編集に携わってきたベテランの編集者が、企画や校正の段階で原稿の査読や内容について意見を述べてくれることをうたっています。また、原稿の執筆に自信がない方のためにライターが代行してくれる場合もあります。これらの場合には原稿づくりの段階で相当の費用(例えば200~300万円)が必要となります。担当編集者の力量も出版社の選択によって違ってきます。大手出版社に委託した場合は、印刷代金よりもむしろこちらの料金の方が大きくなることも多いです。

これに比べて、自費出版を専門に扱う出版社の場合は比較的安価にできることと、少ない流通量でも対応してくれる場合があります。ただし、流通市場で自分の本がどれぐらい売れるかは、多くの場合著者が期待するほどには売れません。大手出版社が自社の企画出版物で多くの専門家によって仕掛けられる宣伝力と商品の完成度には大きな違いがあるからです。

著者と出版社との間でのトラブルが時々取りざたされます。誇大な広告をせず、誠実な担当者で、事前によく相談に乗ってくれる出版社を選ぶことが最も大切なことです。

Ⅱ.自費出版(個人出版)のおすすめ

1.自費出版のタイプ

ハーベスト出版がお受けする自費出版物の制作にあたっては、次の4つのタイプがあります。

①企画出版

ハーベスト出版の発行物として制作し、全国の有名書店・ネット書店等で流通します。著者には一定の印税をお支払いします。「発行:ハーベスト出版、販売:ハーベスト出版」となり、ハーベスト出版の書籍コードが付きます。
*「販売」は記載しない場合もあります。

②協力出版

ハーベスト出版の発行物として制作し、全国の有名書店・ネット書店等で流通しますが、必要な販売数が見込めない場合、制作費の一部、著書の買取など、制作費の一部のご負担をお願いします。印税のお支払いはケースバイケースです。「発行:ハーベスト出版、販売:ハーベスト出版」となり、ハーベスト出版の書籍コードが付きます。
*「販売」は記載しない場合もあります。

③販売協力

出版物の発行者は著者となりますが、流通・販売をハーベスト出版が代行して行います。この際、流通マージンと弊社の取扱手数料を差し引き、一定の期間経過後に清算いたします。「発行:著者名、販売:ハーベスト出版」となり、ハーベスト出版の書籍コードが付きます。

④個人出版(自費出版)

全額を著者のご負担で制作いたします。流通についてのご希望がある場合は、ご相談に応じます。店頭に並ぶかどうかは書店側の判断もありますので、事前に担当者とよくご相談ください。「発行:著者名、販売:著者名」となります。
*「販売」は記載しない場合もあります。

2.「ハーベストブックス」について

上記の4タイプのほかに、ハーベスト出版が運営する個人出版専門のレーベル「ハーベストブックス」では、「ハーベストブックス」が発行者または販売者となって本の制作と流通を行うことができます。「ハーベストブックス」では次の3つのタイプが選べます。

①「マイブックタイプ」

書店での販売はしない、身近な人に読んでもらいたい、自分の記録に残したいといった場合です。「著者:著者名」「発行:著者名」を記載します。

②「書店販売タイプ」

書店で販売したい、本の発行と販売はハーベストブックスで書籍コードが付きます。「著者:著者名」「発行:ハーベストブックス」を記載し、ハーベストブックスの書籍コードが付きます。

③「アマゾンで販売」

アマゾンでネット販売します。本の発行と販売はハーベストブックスで書籍コードが付きます。「著者:著者名」「発行:ハーベストブックス」を記載し、ハーベストブックスの書籍コードが付きます。

3.自費出版物のできるまで・・・執筆から流通まで

ハーベスト出版は、数少ない地方の出版社として地方の歴史・文化・自然・生活などをテーマに20年間余り営業を続けております。

個人出版専門のレーベル「ハーベストブックス」では、個人の方の本作りについて詳しく説明しています。書籍の作り方についての詳細なご相談や制作現場を見学していただくことも可能です。

いい本をつくるために、弊社の長年の専門的な知識や経験を元に、お客様と十分にご相談のうえ、最適な作り方をご提案します。はじめにぜひご相談ください。

(自費出版物の例)作品集・記念誌・遺稿集・句集・社史・小説・詩集・句集・エッセイ・自分史・専門書・記念誌・同人誌・企業出版・社史・ブログ本・教科書・問題集・参考書・論文・科研費・絵本・写真集・画集・コミック

■まずは原稿作りから

本づくり、あるいは出版流通をお考えの場合、まだ原稿ができあがっていない段階でもかまいません、お気軽にご相談ください、弊社の担当者がお話を伺います。本の内容、費用、制作期間、本の仕様、流通の方法など、どんな制作方法が最適なのか、予算はどれぐらい必要なのか、ご相談しながら進めていきましょう。場合によってはライター、カメラマン、イラストレーターなどの外部スタッフを使うこともあります。

■編集

原稿がひととおりできたら、査読の上、編集を行います。これも本の内容と目的、仕様などによってどの程度の編集作業が必要であるかはさまざまです。

  • 内容の確認、加筆、修正

文章は読みやすく書かれているか、書かれている内容に間違いがないか、著作権等の問題はないか、差別用語等はどうか、などをチェックします。

  • 用字用語の統一・複雑な用語の統一

同一出版物上で語句の漢字・ひらがな・数字表記などを統一する作業です。

また、難解な漢字に関しては横にルビが必要かどうか、ですます調なのか、である調か、語尾の統一なども行います。

■入稿・校正・印刷・製本

原稿ができあがったら、仕様を確認し、デザインや印刷作業に入ります。印刷作業での一般的な工程は次のとおりです。弊社では基本的にすべての印刷工程を社内で行います。

  • DTP

紙面のレイアウト(組版)のことで、原稿をもとにコンピュータを使って画面上でページをつくっていきます。ひととおりできたら、文字やレイアウトを確認する校正を行います。著者の方にも見ていただき、何度かの校正後、印刷工程に回します。これを下版といいます。

  • 刷版

印刷用の版を出力します。デジタルデータをCTPという機械に送り、自動的に刷版が完成します。

  • 印刷

この刷版を印刷機に取り付けて印刷します。

  • 製本

製本はあらかじめ決定した方法で行いますが、通常、並製本(表紙が柔らかい)、または上製本(表紙が固い)が一般的です。

■流通

あらかじめご相談した方法で流通ルートに流します。この項冒頭の「自費出版の本を販売する」を参考にしてください。

Ⅲ.よくある問合せ(FAQ)

◆制作費用はいくらかかるの?

つくり方(仕様と制作過程)によって様々ですが、原稿ができていれば並製本で50万円~100万円、上製本で70万円~150万円が平均的です。少部数でオンデマンドで制作する場合には、10万円ぐらいから可能です。

■原稿は完全データで、オンデマンド印刷の場合の料金のめやす

<条件>PDF-X/1aデータ入稿、A4/本文モノクロ/表紙モノクロ/無線綴じ製本
(*料金には本文DTP料金は含みません)

  • 100Pの場合

10部:25,300円
50部:44,300円
100部:70,000円
200部:107,000円

  • 200Pの場合

10部:50,600円
50部:88,600円
100部:140,000円
200部:215,000円

◆ほんの少しの部数でいいんだけど?

1部でもオンデマンド印刷で作れます。カラー用とモノクロ用と両方の機械がありますので、カラーの表紙カバーつきの本格的な書籍でも大丈夫です。

 ◆自分でwordで組版しましたが?

紙に出力して、ご相談ください。いくつかチェックする事項がありますが、ノンブルも入って、ページアップが完全にできていれば組版(DTP)代を節約することができます。

 ◆制作期間は?

編集作業、校正作業の程度によって制作期間は大きく違います。原稿ができていて、通常であれば1~2か月程度で完成します。

◆データはどんな形式で入稿すればいいの?

PDF-X/1aを推奨しています。最も間違いが少なく、料金もお安くつくれます。なお、連続した全ページをひとつのフォルダに入れてご入稿ください。

◆自費出版物を書店で販売したい?

ご相談に応じます。書店に並ぶかどうかは、本の内容を考慮して書店側の判断によりますが、お客様のご意向をうかがって条件等について交渉することができます。

 ◆どんなジャンルの本が得意?

弊社はこの山陰(出雲地域)にある数少ない地方出版社として長年営業しています。歴史、文化、民俗などの分野は得意ですが、どんなジャンルでもつくります。本の内容によって体裁やデザイン、仕様を考える必要がありますから、見本を参考にしながらご一緒にご相談しましょう。

◆電子ブックをつくりたい

印刷物の本のPDFデータを元にして電子ブックをつくることができます。電子ブックは、パソコン上で紙の本のようにパラパラめくることができます。ご希望のホームページに掲載して、web上で多くの方に読んでいただくことができます。