デザインも見事です。戦前の松江市の商店で使用された包装紙を展示中。

松江大橋北詰めの山口卯兵衛商店は創業250年の老舗漢方薬局。松江市登録歴史的建造物であるその建物は、独特の典型的な松江市の町家建築として貴重な存在です。屋根は出雲地方独特の左桟瓦(ひだりさんがわら)や来待石製の棟石を用い、腕木(うでき)の先端に繰り形を施した出桁造(でげたづくり)・・・よくわかりませんが。
その山口商店に残されているおびただしいレトロな品々を、「まちかど博物館」ということで一年間にわたってテーマごとの展示がされています。8月と9月は「紙」がテーマで、市内の大店で戦前に使われていた包装紙、チラシ、映画の宣材、マッチ、薬袋などなど。また子供のころに本で読んだり話で聴いたのとちょっとストーリーが違っている「さるかに合戦」の絵巻(写真)は、ちょっと値打ちものかもしれません。三十六歌仙画も。テーマを変えて今年いっぱい展示されているようです。10月~11月中旬は「古写真と焼き物」です。入場無料。